わたしは、自分の時間も、子どもとの時間も、両方を大切にするために
在宅ワークで月収20万円を稼ぐことを目標に活動しています。
現在はWebマーケティングを学ぶために10カ月の講座を受講しており、3か月目に入りました!
『マーケティング』という言葉を聞いて、こんなふうに思いませんか?
「普通に生きていく上では全く関係のないものでしょ?」
「SNSで商品を紹介して売りたい人の知識?」
「ビジネスをする人のための知識ですよね?」
わたしも最初はそう思っていました。
でも実際は、マーケティングの知識が普段の生活に役立つ場面はたくさんありました。
家事や育児をしているパパやママなら、特に知っていて損はないはず!
●子供の興味を引く
●感情を動かす伝え方をする
●お得に買い物をする
●必要な事とそうでないものを整理する
こんなことも全部、マーケティングの要素がたくさん詰まっているんです!
この記事では、そもそもマーケティングとは?について書いていきます。
わたしが【1カ月目に学んだこと】の中で最初に知ったことです。
ビジネスだけでなく日常生活にも役に立つマーケティングの知識。
普段の生活に取り入れてみると、子育てや家族とのコミュニケーションがもっとスムーズになるはずですよ。
今学んでいるマーケティング講座のスケジュールはこちらの記事にまとめてあります。
よかったら読んでみてください!
マーケティングとは

マーケティングはビジネスだけではなく、普段の生活にも深くかかわっています。
そもそも「マーケティング」を「集客すること」だと思われがちですが
実はもっと広い概念でした。
マーケティングを一言でいうと
『商品開発から販売、顧客との関係を構築するまでのすべてのプロセスのこと』
世の中ほとんどのビジネスはマーケティングによって成り立っている。
この仕組みを理解すれば、ビジネスにどう活かされているのかがわかり、日常の生活の中でもマーケティングの手法に流されずに賢い判断ができるようになります。
わたしは商業高校のビジネス科で、簿記は勉強しましたがマーケティングは習いませんでした。
ビジネスに必要な知識なのに、学校で教わる機会が少ないからこそ『マーケティング』が世の中にあまり浸透していないのかもしれませんね。
マーケティングの活動で目指す究極のゴールは
『営業活動をなくすこと』
と言ったのは、マーケティングの神様と称されるドラッカーです。
営業をしなくても売れる?!
保険代理店やテレアポでの営業経験があるわたしにとっては目からウロコでした!
ほんとにそんなことできるの?と思わずにはいられません。
営業しなくても売れるのなら、それにこしたことはないですよね。
普段の生活でも、わたしたちは営業をされていないのにほしいと思って購入することはあります。
Webで広告を見て『ポチっ』と購入した経験は、多くの方があるのではないでしょうか。
営業しなくても売れるパターン

営業せずにWebで商品が売れているパターンは大きく分けてこの2つでした。
①もともとほしいと思っている人を見つけてきて、その人に届けている
②興味はあるけど、ほしいとまで思っていない人をWebで集めて、欲しいと思う教育をしている
興味はあるけど「ほしい!」とまでは思っていない人達が、世の中にはとても多いそうです。
わたしも、ショッピングサイトのお気に入りに、どんどん保存をして買わないものがたくさんあります!
この、興味はあるけど買わないものがあるのは、人間の心理からくるものでした。
その心理をうまくつかれて商品を知っていくことで「ほしい!」と思って買うのがマーケティングの手法にうまくハマっている状態です。
消費者としては【ほしいと思わされている】ことに客観的に気づくことができれば、余計な衝動買いをしなくて済みますね!
解決したい課題や気になることがあると、GoogleやYahoo!で検索します。
そこで、なにかの商品にたどり着いたときに、ほしいけど買わないものは意外とたくさんあるなと普段の生活を振り返って気が付きました。
では、興味はあるけど買わない、人間の心理とは具体的にどのような事なのかを学んでいきます。
必要性と緊急性

結論からいくと、人間は【必要性】と【緊急性】の2つが揃わないと買わないということでした。
まず【必要性】があるから、人は「ほしい!」と思います。
でも、思ったままに買い物していたら、いくらお金があっても足りません。
だから【ブレーキ】がかかり、すぐに行動へ移さないことが多いです。
そのブレーキを取っ払うのが【緊急性】です。
たとえば、外出先で大事な電話をかけないといけないときにスマホの充電が1%だったら、すぐに充電器を買います。
他にも、朝起きて歯が痛くてどうにかしたいときって緊急性が高いです。
Webで調べて今日行ける歯医者を探して躊躇せず連絡をするという行動をしますよね。
【必要性】と【緊急性】によって人は行動を促されています。
この2つが揃うと、どんどん行動をする。
自分の普段の購買を振り返ってみると、そこには必ず
【必要性】と、買わなきゃ!と後押しする【緊急性】があることに気が付きました。
緊急性がないと行動しない理由

では、なぜ人は必要性だけではなく、緊急性がないと行動しないのか。
それは、人間が『現状を維持しようとする性質』があるからです。
その性質のことをホメオスタシスといいます。
普段の生活の中でも『現状を維持しようとする性質』がはたらいて行動をおさえている場面がたくさんあります。
行動をすれば結果が良くなると【必要性】が分かっていても行動を起こさないことはありませんか?
わたしの代表的な例が『ダイエット』です。
運動したり食事制限すれば痩せることはわかっています。
だけど、すぐに行動には移さないブレーキがかかっています。
そのブレーキがホメオスタシスです。
ホメオスタシスが現状を維持したい!と働きます。
だから、何も考えずに食べまくってる自分を現状維持しようとする。
努力しない生活を現状維持したいんです。
買い物も同じで、今持っていないものを持とうとすると、持ってない状態を維持しようとホメオスタシスがはたらきます。
でも、そこに【緊急性】があったら現状維持を維持したい力を取っ払って
「買わなきゃ!」になるんです。
なので、潜在的に興味がある人は必要性と緊急性を届けられると、買ってください!と営業されなくても買うようになります。
最後に

いかがでしたか?
【必要性】と【緊急性】をWebを通じて届けることで【売れる仕組み】が作られています。
これを知っていると、Web広告を見たときに「必要性と緊急性を刺激されてるな」と気づいて、賢く買い物ができますね。
「今すぐ買わないと損!」といったセールチラシを見ても、本当に必要かわたしも一度考えるようになりました。
必要性を感じてもホメオスタシスがあって人間がすぐに行動をしないことを理解しておけば、がんばりたいけど頑張れないとき、自己嫌悪にならなくてすみます。
今日なんかやる気でないなと思っても、ホメオスタシスがあるから当然!と思えば
「わたしはダメな親だ…」なんて自己肯定感を下げずにすみます。
行動できない自分を理解できると、人に上手に行動を促せるようになります。
子どもが宿題やお片づけができないときも、ホメオスタシスかな?と気づけば、子どもだってやる気がないわけではないと分かります。
そして、ちょっと動ける工夫もしてあげられます。
「1分だけやってみよっか!」
「1門だけ解いてみよっか!」
「どの問題からする?」
自分で動きやすくしてあげられる声掛けができると
ママも子どももストレスなく過ごせますね。
マーケティングの知識はビジネスだけではなく、子育てや家族との関わりにも役立ちます。
【必要性と緊急性】や【ホメオスタシス】を知っていると、日々の生活に少し余裕が生まれるはず。
ママの笑顔が増えれば、家族も自然と笑顔になります。
今日もがんばるママが笑顔で過ごせますように。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。